2011年4月2日土曜日

クリーンエネルギー推進を検討

菅首相:クリーンエネルギー推進を検討

 菅直人首相は29日の参院予算委員会で、福島第1原発事故に関し、「大きな事故なので、原因を含めしっかりと検証する必要がある」と指摘した上で、「日本は太陽(光)やバイオマスなどクリーンエネルギーにもかなり力を入れてきた。それらも合わせてどうエネルギー政策をとるか、改めて議論が必要だ」と述べ、原子力発電を前提とした従来のエネルギー政策を見直し、クリーンエネルギーの推進を検討する考えを示した。
 これに関し枝野幸男官房長官も同日の記者会見で「クリーンエネルギーを強力に推進することが、被災を乗り越えて未来に向けて希望の持てるビジョンを描く一つの大きな柱になり得る」と述べ、クリーンエネルギー推進を復興ビジョンの柱の一つに位置付ける考えを示した。