2011年9月13日火曜日


佐山和弘・独立行政法人産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 太陽光エネルギー変換グループ グループ長
1990年東京工業大学大学院総合理工学研究科電子科学専攻修了後、通産省工業技術院 物質工学工業技術研究所(2001年に産総研に組織再編)に入所。入所時から半導体光触媒を用いた水分解水素製造の研究開発に携わってきた。2001年、可視光による水の完全分解に世界で初めて成功した。
 ちなみに、ローレンス・バークレーは、オバマ大統領のエネルギー政策を担っているスティーブン・チュー氏がDOE長官就任前に所長をしていた研究所です。
 お隣の韓国でも2009年に人工光合成センターを立ち上げました。こちらは10年プロジェクトで、1年間に500万ドルほどの予算が使えると聞いています。
 そのほか、EUや中国などでも国家プロジェクトが立ち上がっています。
――天然の光合成は、植物が太陽の光

募集一覧
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太陽光エネルギー変換グループ
- 高性能色素増感太陽電池と人工光合成技術の研究開発 -

太陽光は安価でクリーンなエネルギーとして最も大きな可能性をもっています。しかしながら太陽光のエネルギーはまだ充分には利用されていないため、その有効利用技術の開発は最も重要な課題の一つとなっています。当研究グループは、太陽光エネルギーの高効率な利用による新しいクリーンエネルギーの生産プロセスの提案と実証を目標としています。具体的には、光合成を模倣したシステムを用いて、(1) 高効率な新型色素増感太陽電池の開発を行うとともに (2) 太陽光触媒による水からの水素製造、二酸化炭素の再資源化・固定化の提案と実証を目的とする研究を行っています。
グループリーダー:佐山 和弘
メンバー:杉原 秀樹、
小野澤 伸子、北尾 修、草間 仁、小島 猛、小西 由也、姫田 雄一郎、柳澤 武、柳田 真利、舩木 敬
春日 和行、荒井 健男(契約職員)、倉重 充彦(契約職員)、田中 京子(契約職員)、井上 真美(契約職員)、吉田 知晶(契約職員)
本研究は、グループメンバーの森幸恵博士、堀田弘樹博士、現在の研究室スタッフである
俣野善博助教授、梅山有和助手、及び大阪大学坂田祥光名誉教授、大阪大学福住俊一教授、
東北大学伊藤攻教授、北海道大学山崎巌教授、大阪大学岡田正名誉教授、広島大学大坪徹夫
教授、愛媛大学山田容子助教授、米国ノートルダム大学 P. V. Kamat 教授、米国ヒュースト
ン大学 K. D. Kadish 教授、ドイツエルラーゲン大学 D. M. Guldi 教授、フィンランドタン
ペレ工科大学 H. Lemmetyinen 教授、Nikolai V. Tkachenko 教授、韓国ヨンセイ大学 D. Kim
教授、オーストラリアシドニー大学 M. J. Crossley 教授らと共同で研究を進めたものであ
り、心から感謝致します。また、合志領域代表を始めとするアドバイザーの先生方及び領域