2009年9月4日金曜日

Wicht氏、Suntech、シャープ、JA Solar

Wicht氏は、Suntech、シャープ、JA Solarを含む太陽光発電パネルの製造大手は、太陽電池やパネルの生産量を増やし続ける見通しで、景気後退期にもかかわらず市場占有率の維持に躍起になっていると指摘する。

 iSuppliは、2009年にSuntechがQ-Cellに代わって結晶型太陽電池で首位に立ち、シャープ、Yingli、JA Solarが生産を拡大して市場占有率トップ5の地位を堅持すると予測している。Q-Cell、SunPower、BP Solarは、需要の伸び悩みから生産調整を実施した。Q-Cellはマレーシアの工場での太陽電池とパネルの生産拡大ペースを落とし、SunPower は生産拡大計画を中止し、BP Solarはマレーシアとスペインのパネル生産を停止した。このため、市場の地位を重視して生産を拡大する企業がある一方で、短期的な生産減や先延ばしや長期拡張計画の見直しをする企業の間で、短中期戦略にばらつきがでている。

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