2013年10月12日土曜日

過充電防止

オルタネータはエンジン回転によって回されているので、エンジンの回転数が上

がるとオルタネータの発生電圧も高くなります。

そして、それをそのまま車が装備している部品(バッテリーやランプ等)に供給した場

合、過充電やランプ切れ等、電気製品を壊す原因になります。

それを防ぐため、オルタネータの回転数が上がっても出力電圧を一定に保つように仕事

をしているのが「レギュレータ」です。

上記が「レギュレータ」の基本的な機能です。

しかしそれ以外にも実は仕事があります。

・チャージランプ制御:発電状態に応じてチャージランプを点灯・消灯させる。

・徐励発電機能:アイドリング時にエンジン回転の落ち込みを低減させる。

・端子外れ検出:「センシング(S )端子、出力(B )端子」が外れた時、チャージランプを点灯させる。

・断線検出:ロータコイルが断線するなどの不良の時、チャージランプを点灯させる。

・過電圧の検出:制御不可能な状態を検出し、チャージランプを点灯させる。

・バッテリ低電圧の検出:過放電などによる低電圧状態を検出し、チャージランプを点灯させる。

・ステップ状温度特性:レギュレータのケース温度に応じて調整電圧を2 段にコントロールする。

となっております。

簡単にいえば、「充電系統に異常がある場合にチャージランプを点灯させる」
のも仕事です。

電力が無くなれば、車は本来の目的にそった使用が出来なくなりますので大変です。

よって異常がある場合にはスグにドライバーに知らせる必要があります。

ですからチャージランプが点灯した時には、早めに点検される事をお勧め致します。

以上で今日はお終いです。

0 件のコメント:

コメントを投稿