オルタネータはエンジン回転によって回されているので、エンジンの回転数が上
がるとオルタネータの発生電圧も高くなります。
そして、それをそのまま車が装備している部品(バッテリーやランプ等)に供給した場
合、過充電やランプ切れ等、電気製品を壊す原因になります。
それを防ぐため、オルタネータの回転数が上がっても出力電圧を一定に保つように仕事
をしているのが「レギュレータ」です。
上記が「レギュレータ」の基本的な機能です。
しかしそれ以外にも実は仕事があります。
・チャージランプ制御:発電状態に応じてチャージランプを点灯・消灯させる。
・徐励発電機能:アイドリング時にエンジン回転の落ち込みを低減させる。
・端子外れ検出:「センシング(S )端子、出力(B )端子」が外れた時、チャージランプを点灯させる。
・断線検出:ロータコイルが断線するなどの不良の時、チャージランプを点灯させる。
・過電圧の検出:制御不可能な状態を検出し、チャージランプを点灯させる。
・バッテリ低電圧の検出:過放電などによる低電圧状態を検出し、チャージランプを点灯させる。
・ステップ状温度特性:レギュレータのケース温度に応じて調整電圧を2 段にコントロールする。
となっております。
簡単にいえば、「充電系統に異常がある場合にチャージランプを点灯させる」
のも仕事です。
電力が無くなれば、車は本来の目的にそった使用が出来なくなりますので大変です。
よって異常がある場合にはスグにドライバーに知らせる必要があります。
ですからチャージランプが点灯した時には、早めに点検される事をお勧め致します。
以上で今日はお終いです。
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